覚えておきたいこと
# 妊娠週数計算・出産予定日:単なる日付以上の情報
# 妊娠週数の計算方法
- 最終月経の開始日(LMP/最終月経)を起点とするのが一般的です。
- LMPに280日(40週)を足して出産予定日(EDD)を算出します。
- 生理周期が28日でない場合、それに応じて予定日が自動調整されます。
- 受精日法は、受精した瞬間から数えて予定日を推定します。
- 妊娠初期の超音波検査により、妊娠週数がより正確に修正されることがあります。
# 妊娠の3つの期間
| 期間 | 週数 | 主な変化 | ママの体 |
|---|---|---|---|
| 初期 | 1 – 12週 | 臓器の形成 | つわり、倦怠感、着床 |
| 中期 | 13 – 26週 | 胎動、精密検査 | 安定期、お腹が目立つ |
| 後期 | 27 – 40週 | 肺の完成、骨盤への下降 | 骨盤の圧迫、出産の準備 |
# 週ごとの成長の目安
| 週数 | 大きさの目安 | 主な成長 | ママの感覚 |
|---|---|---|---|
| 4週 | ~1 mm | 子宮内膜へ着床 | 着床出血の可能性 |
| 8週 | ~18 mm | 心拍数 150〜170回/分 | つわりのピーク |
| 12週 | ~55 mm | 主要臓器の完成 | 流産リスクの低下 |
| 20週 | ~25 cm | 外の音が聞こえる | 精密超音波検査 |
| 28週 | ~37 cm | 睡眠サイクルの形成 | 妊娠後期の開始 |
| 36週 | ~47 cm | 肺機能のほぼ完成 | 赤ちゃんが降りてくる |
| 40週 | ~50 cm | 出産の準備完了 | 出産予定日当日 |
# 各期間のよくある症状
妊娠初期 (1〜12週)
ホルモンバランスが大きく変わる時期。
- 吐き気や嘔吐(特にお昼前など)
- 強い眠気と体のだるさ
- 胸の張りや痛み
- トイレが近くなる
- 気分の浮き沈み
妊娠中期 (13〜26週)
多くの人が一番快適に過ごせる時期。
- つわりの消失
- 食欲の回復
- 18〜20週頃からお腹が目立つ
- 初めての胎動を感じる(18〜22週)
- 胃もたれが始まる
妊娠後期 (27〜40週)
出産の準備に入る時期。
- 骨盤の圧迫感と腰痛
- お腹の張り(前駆陣痛)
- 足やお腹のむくみ
- 寝苦しさ
- 赤ちゃんの下降(36〜38週)
# すぐに受診すべきサイン
- 強い出血がある場合:週数を問わず、すぐに連絡してください。
- 37週以前の周期的な張り:早産の可能性があります。
- 破水:水のようなものが流れたら、すぐに病院へ。
- 激しい頭痛と視界の異常:妊娠高血圧症候群の疑いがあります。
- 20週以降、胎動を感じなくなったとき:すぐに対応が必要です。
# 主な妊婦健診のスケジュール
- 8〜12週頃:初診、初期検査、予定日の決定。
- 11〜13週頃:初期精密検査(希望者)。
- 18〜20週頃:中期精密超音波(スクリーニング)。
- 24〜28週頃:妊娠糖尿病の検査。
- 36週頃:GBS(B群溶連菌)検査、後期の健診。
- 最終月経 (LMP)
- 最後に生理が始まった日。週数計算の基準になります。
- 出産予定日 (EDD)
- 赤ちゃんが生まれる目安の日。最終月経から280日目です。
- 羊水
- 子宮内で赤ちゃんを包む液体。衝撃から守り、温度を保ちます。
- おしるし
- 出産が近づくと出る少量の出血。出産のサインの一つです。
- 妊娠高血圧症候群
- 血圧が上がり、腎臓などに負担がかかる合併症。注意が必要です。