# 編み針・かぎ針テクニカルガイド:システム、口径、対応表
デジタルパターンの普及に伴い、メトリック(ミリメートル)法、米国標準(US)、英国帝国(UK)システムの違いを理解することが不可欠になっています。このツールは3つのシステム間を変換し、WPIメソッドによる推奨糸を提供します。# 国際的なシステム体系の複雑さ
| システム | 計算基準 | 主な使用地域 | 技術的特徴 |
|---|---|---|---|
| メトリック (mm) | 正確な直径(mm) | ヨーロッパ / 国際 | 最も信頼性の高いISO標準。0.25mmまたは0.50mm間隔。 |
| US (米国) | 累進番号 | 北米 | 0から50の数字を使用。かぎ針では数字にアルファベットが付きます(B-1, G-6等)。 |
| UK (英国) | 逆番号 | 英国 / オーストラリア | ワイヤーゲージ(線の太さ)に基づく。数字が大きいほど針は細い(14は細、0は太)。 |
# WPIメソッドによる糸の特定
- Lace / 極細 (18-22+ WPI): シルクやモヘアのレース編み用。1.5mmから2.5mmの針。
- Fingering / 合太・中細 (14-16 WPI): 靴下やベビー服の標準。2.75mmから3.25mmの針が最適。
- Sport / 中細 (12-14 WPI): やや細めの糸、軽いジャケットに最適。3.5mmから3.75mmの針。
- DK / 並太 (11-13 WPI): 市場で最も汎用性の高い太さ。4.0mmまたは4.5mmの針。
- Worsted / 極太 (9-10 WPI): 冬用セーター用の太い糸。5.0mmから5.5mmの針。
- Bulky / 超極太 (7-8 WPI): 早く編み上がる太いウール。6.0mmから8.0mmの針。
- Super Bulky / 超々極太 (5-6 WPI): インテリアやマフラー用の巨大な繊維。9.0mmから15.0mmの針。
プロの予備知識:レース用スチールかぎ針
非常に細いマーセライズド・コットン糸を編むための針のファミリーが存在します。それがスチールかぎ針(Steel Hooks)です。その番号体系は特殊で逆順になっており、#14(0.6mm)のスチールかぎ針は#00(3.5mm)よりもはるかに細いです。これらの口径には標準の表を使用しないでください。
最適な口径を選ぶためのチェックリスト
長期プロジェクトを開始する前に、以下のステップを確認してください:
- 個人の編み癖: 編み目がきつい方は0.5mm上げ、緩い方は0.5mm下げて調整します。
- 針の材質: 滑りやすい糸には竹製を、摩擦のあるウールには金属製を使用します。
- 繊維の種類: コットンは伸びにくく、メリノウールはブロッキング(水通し)で広がります。
- ゲージ確認: 10x10cmの正方形を編み、計測前に一度洗って乾かしてください。
- メトリック法は世界共通であり、メーカー間の丸め誤差を防げます。
- USシステムは、アメリカのパターンの標準サイズを覚えやすいです。
- WPIシステムにより、ラベルのない糸を技術的かつプロフェッショナルに再利用できます。
- 古いパターンや歴史的な資料には、ミリメートル表記がないものが多いです。
- かぎ針のアルファベットは、ブランド間で必ずしも一貫していません。
- 結果を誤らないために、非常に細心の注意を払った手動測定が必要です。
- Gauge Swatch
- 実際の口径を確認するために、プロジェクト開始前に編む試し編み(10x10cm)のこと。
- Hook Throat
- かぎ針の首(スロート)部分。その深さが、針が扱える糸の量を左右します。
- Block Testing
- 編み地を湿らせて伸ばし、繊維を落ち着かせて最終的なサイズを確定させるプロセスのこと。